2026/01/29

礼法について

 空手の大切なことは、決して打突の技を磨くことだけにあるのではありません。 日々の稽古の中で、「礼法」という所作を学びます。


例えば、正座の「左座右起(さざうき)」。 座る時は左足から、立つ時は右足から、という決まりです。

かつて左腰に刀を差していた時代の名残です。どんな瞬間も刀を素早く抜ける体勢を保ち、相手に隙を見せない。

そんな、自分を律する心がこの動き一つに込められています。

また、座礼(ざれい)の際も、手は左・右の順に床に着きます。 これも右手を最後まで空けておくことで、不測の事態に備える「右手温存」の作法です。


お互いに敬意を払いながらも、一瞬たりとも気を抜かずに相手と向き合う。 そのピンと張り詰めた「心の集中」こそが、武道における本当の意味での「礼儀」ではないのかな、と感じています。


空手の面白さは、突き蹴りだけではありません。 こうした昔から伝わる所作の一つひとつを大切にすることで、心も一緒に磨いていきたいですね。


キとザしか繋がりはないですが、空手でつかれたら、「不思議惑星キン・ザ・ザ」でも観て気分転換しましょう。


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